※ 本記事は、アフィリエイトリンクを含んでいます。
あなたの大切な資金を守るために
やっと100万円貯めたぞ!
投資を始めてみたいんだけど、個別株やFXってどうなんだろう?
ふむ、100万円か。それは見事じゃ。
だが、100万円をいきなり個別株やFXに投じるなど、無謀な挑戦と言うものじゃぞ。
えっ、そうなんですか?
100万円あれば大儲けできると聞いたのですが…
相場は朝夕に変化し、人の心を翻弄する。
焦燥に駆られ、安易に売却すれば、損失は雪崩のごとく膨らむ。
逆に、歓喜に酔い冷静さを失えば、せっかくの利益も霧のように消え去ってしまうであろうぞ。
なるほど…投資心理って大切なんですね。
投資で成功するためには、己の心をコントロールする力も必要じゃ。
まずは、投資に関する書籍を読み、知識を深めること。
そして、少額から始めて、経験を積み重ねることが大切じゃ。
焦らず、ゆっくりと歩むことが、成功への道標となるであろう。
ありがとうございます。
少額から始めて、経験を積んでいくようにします。
賢明な選択である。
焦りは禁物。己の心を磨き、時を待て。
株やFXトレードで勝ち続けるために必要な要素は何だと思いますか?
多くの人が、分析手法やテクニカル指標などの「知識」や「スキル」こそが重要だと考えます。
しかし、勝敗を左右する真の鍵は、実は「投資心理」にあるのです。
私もかつて、株・FXトレード1年目で約100万円の損失を経験しました。
あらゆる手法を試しても勝てず、なぜ勝てないのか、その理由が全く分からずにいました。
そんな時に出会ったのが、投資家メンタリストSaiさんの『自分のマインドを自在に操る超投資法』です。
この本を読んで、自分が負け続けている原因は、知識やスキルだけではなく、投資心理にあったことに気づきました。
2年間かけて投資心理を改善した結果、成績は徐々に上向きになり、100万円の損失を取り返すことができました。
この経験から、トレードで成功するためには、知識やスキルと同じくらい、あるいはそれ以上に投資心理を理解することが重要だと確信しました。
そこで、この記事では、これから株やFXトレードを始める方に向けて、特に知っておいた方がよいと思われる投資心理を5つご紹介します。
記事の内容を参考に、自分の投資心理を改善し、収益をアップさせましょう。
勝ち続けるトレーダーが実践する5つの心理術
- 損失回避バイアス
- 確証バイアス
- 過剰自信バイアス
- バンドワゴン効果
- ギャンブラーの誤謬
以下で詳しく見ていきましょう。
①損失回避バイアス
損失を回避しようとする心理傾向です。
人は同じ金額の利益を得ることよりも、同じ金額の損失を回避することを強く望む傾向があります。
損失回避バイアスは以下のような心理状態として現れます。
- 含み損を抱えているポジションを損切りできずに、損失を拡大させてしまう
- 利益が出ているポジションを早々に利確してしまう
- 損失を恐れて、本来は良い投資機会であるにもかかわらず、投資を躊躇してしまう
改善方法
- リスクリワードを意識して、損失と利益のバランスを考える
- デモトレードや最小ロットで練習し、損失に慣れる
- 事前にトレードプランや損切りルールを定めて、感情に左右されない
②確証バイアス
自分の考えや信念に合致する情報ばかりを集め、反対の情報は見ようとしない心理傾向です。
人は自分が正しいと思いたいという欲求があり、それを裏付ける情報ばかりを集めてしまうという特徴があります。
確証バイアスは以下のような心理状態として現れます。
- 自分が選んだ銘柄や通貨ペアの良い情報ばかりを集め、反対意見には耳を傾けない
- 過去の成功体験に固執し、現在の市場環境に合致していない投資手法を繰り返し行う
- 損失が出ているポジションであっても、自分の判断を正当化しようとする
改善方法
- 複数の情報源から情報収集を行い、偏った見方を避ける
- 意図的に自分の考えと反対意見にも耳を傾け、多角的に物事を考える
- 事前にトレードプランや損切りルールを定めて、感情に左右されない
③過剰自信バイアス
自分の能力や判断力を過大評価してしまう心理傾向です。
人は自分の能力を実際よりも高く評価する傾向があり、投資においてもそれが顕著に現れます。
過剰自信バイアスは以下のような心理状態として現れます。
- 自分の分析や予測が常に正しいと思い込んでしまう
- リスクを過小評価し、無謀な投資をしてしまう
- 損失が出ても、自分の責任を認めず、他人や外部の要因のせいにする
改善方法
- 自分の過去の失敗を振り返り、自分の能力を客観的に評価する
- 他者の意見を聞き、自分の考えに偏りがないか確認する
- 常にリスクを意識した投資を行う
④バンドワゴン効果
多くの人がやっているからという理由で、自分もそれに倣ってしまう心理傾向です。
人は周囲に同調する傾向があり、投資においてもそれが顕著に現れます。
バンドワゴン効果は以下のような心理状態として現れます。
- 話題になっている銘柄や通貨ペアを、理由もなく買ってしまう
- 周りの人が儲けていると聞き、自分が理解していない投資を始める
- 損失が出ている銘柄でも、多くの人が保有しているから売れない
改善方法
- 自分の投資判断基準を持ち、周囲に流されない
- 流行や話題に惑わされず、冷静に分析を行う
⑤ギャンブラーの誤謬
ある事象が連続して発生すると、その事象が発生する確率が低くなると思い込んでしまう心理傾向です。
例えば、コイン投げで表が5回連続で出ると、「次は裏が出るだろう」と考えてしまうようなケースです。
ギャンブラーの誤謬は以下のような心理状態として現れます。
- 上昇トレンドが続いていると、「そろそろ反転するだろう」と安易に考えてしまう
- 下落トレンドが続いていると、「そろそろ底値だろう」と買い向かってしまう
- 過去の勝敗に囚われ、冷静な判断ができない
改善方法
- 検証結果などの統計に基づいた判断を行う
- トレンド分析やテクニカル指標などを活用し、客観的な判断基準を持つ
まとめ
株やFXトレードで長期的に勝ち続けるためには、自分の心理状態を理解し、コントロールすることが重要です。
自分の心理状態を客観的に分析し、冷静な判断を下せるように訓練しましょう。
参考図書
- 『自分のマインドを自在に操る超投資法』 投資家メンタリストSai(著) KADOKAWA
- 『ファスト&スロー(上)(下)』 ダニエル・カーネマン(著) 村井章子(訳) 早川書房
- 『行動ファイナンスと投資の心理学』 ハーシュ・シェフリン(著) 鈴木一功(訳) 東洋経済新報社
※ このブログの情報は参考情報として提供しており、いかなる損失についても責任を負いません。投資は自己責任で判断してください。